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今日は前回に引き続き
東洋医学的に妊娠しずらいタイプ②をやっていきます。
自分はどのタイプなのか?
今の体質をどう改善していけば良いのか?
まずは自分の身体を知ることから始めてみましょう。
第二回目は「気滞」です。
気滞タイプの人の特徴は
・生理前イライラしやすい
・お腹が張る
・ゲップやおならが良く出る
・喉や胸につかえ感がある
・焦りや不安感がある
・肩こり・首こりがひどい
・体の緊張が強い
・便秘
・舌が赤い
当てはまるところはありましたか?
気滞タイプの特徴は「気の滞り」です。
気というととても宗教的な感じになってしまいますが
気は血の中を流れています。
気の滞り=ストレスです。
ストレスを感じやすい人や
体の緊張が強く力が抜けない人はこのタイプです。
気滞の原因を細かく分けてみていきましょう。
主な原因はストレスにありますが
その他も理由があります。
⑴ストレス
単純に日頃ストレスを感じている方。
仕事のストレス、家庭のストレス
様々な理由があると思いますが。
精神的なストレスだけでなく
外的なストレスもここには含まれます。
外的なストレスとは
例えば、1日中パソコン作業をしていて
目を酷使している。
目を使っていると
目の神経は直接脳に繋がっています。
それは、自分で感じていなくても
脳にとってはかなりのストレスです。
それは後々気滞の原因になります。
精神的なストレスも
脳が感じていることなので
ホルモンを分泌を促す司令塔(脳)が
疲れていたり混乱していると
女性ホルモンのバランスも崩れます。
ストレスがすごく溜まった時に
生理周期が遅れたり早まったり
生理痛がひどくなったり
きっと経験ある人は多いと思います。
ストレスを感じると身体は緊張するため
必然的に血の流れは滞り気蒂を起こします。
⑵呼吸が浅い
呼吸は全身の循環状態に
とても影響が出てきます。
なぜかというと
肺の中には肺胞と言って
酸素と不要になった二酸化炭素を
交換する場所があります。
そこでは静脈と動脈が連なり
ガス交換を行なっています。
そのため私たちが吐いた息には
二酸化炭素が多く含まれます。
しかし、呼吸が浅いと
酸素を取り込むことも困難で
さらに
静脈血がしっかり戻ってこないと
二酸化炭素は滞ります。
静脈には無数の弁があります。
お腹から常に深い呼吸が出来ていると
その静脈の弁が開き血が送り出されます。
体のエネルギーとなり
栄養となる酸素が足りないと
卵や子宮内膜は質が良くなりません。
呼吸が浅い気滞の状態では
身体にとって不要な静脈血や二酸化炭素
などが溜まってしまいます。
卵や子宮内膜の質の改善をするためには
呼吸も改善していく必要があります。
⑶貧血
気滞の3つ目の原因は貧血です。
患者さんの血液検査のデータを見ると
貧血の方はとても多くいます。
そしてその方達に共通している事は
身体の緊張が強い事です。
肩こりを感じている人もいない人も
全員が身体がガチガチです。
貧血とはつまり酸欠状態です。
⑵でも話したように
酸素はすべてのエネルギー源となります。
ストレスが溜まりやすい人は貧血の人
が多い傾向にあります。
つまり貧血が呼吸も浅くするし
ストレスを溜まりやすくします。
気滞になる原因はこの3つだけではありません。
さらに、この3つも全てが関連しあっているため
全てを改善する必要があります。
では気滞を改善するにはどうしたら良いか?
期待を改善することが
妊娠そのものに繋がってきます。
日常で意識できることから紹介します。
「腹式呼吸」です。
腹式呼吸はお腹が膨らむように
息を吸って
お腹が凹むように息を吐くことです。
これには様々な効果があり
その1つは
腹腔内の静脈やリンパ管の弁を開くことです。
静脈やリンパ管が腹圧により弁が開いて
中の排泄される水分や血が流れてくれます。
それが溜まってしまうと
細胞が栄養不足になり
体には不調が出てきます。
そして卵や子宮内膜にも影響が及びます。
まずは自分で簡単にできる
腹式呼吸を1日30−50回やってみましょう。
お腹の流れが良くなることにより
今の体質や状態は変化してきます。
小さな積み重ねが妊娠に大きく影響してきます。
一緒に頑張りましょう。
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