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子宮筋腫があると妊娠には不利か?

今日は子宮筋腫について話していきます。

 

 

 

妊活中の方で子宮筋腫が見つかった人

は案外多いかもしれません。

 

全く気付かずに帝王切開でお腹を開いたら

大きい筋腫があったなんて方もいました。

筋腫がないと思っていても意外とある可能性もあります。

 

子宮筋腫とは?

子宮筋腫の原因は?

子宮筋腫は不妊の原因になりうるのか?

子宮筋腫ができないように予防するには?

 

 

子宮筋腫とは?

 

 

⑴好発年齢:30〜40歳代の女性

⑵症状:月経過多・不正性器出血・月経困難症

⑶検査:

・内診で形状が不整で硬く腫大した子宮を触れる

・超音波検査、MRI、子宮鏡により

骨盤内に充実性の腫瘤が認められる

 

 

※筋腫がある方は、「生理の出血量が多い」

という症状を一番聞くイメージがあります。

しかし、出血量が多くても子宮筋腫がないこともあるし

筋腫があっても出血量が正常な場合もあります。

 

症状は、筋腫のできている場所や大きさも関係しているので

筋腫の場合は一概には言えません。

 

 

 

<筋腫の種類>

 

・粘膜下筋腫

 

 

頻度:5〜10%

定義:筋腫が子宮内膜直下に発生し子宮腔内に

向けて発生するもの

特徴:最も症状が強い

 

☆妊活にはこの筋腫が一番関係してきます。

卵が子宮内膜に着床する時にこの筋腫だと最も邪魔になるためです。

妊娠してからも筋腫があるとリスクが高い場合もあるため

病院によっては妊娠する前などに手術を勧められる場合もあります。

 

経過的変化:筋腫が充血したり、筋腫の発育につれ

子宮内膜が引き伸ばされて薄くなったりして、出血量が多くなる

 

 

 

・筋層内筋腫

 

 

頻度:約70%

定義:筋腫が子宮筋層内に発生・発育するもの

特徴:3つの中で最も多く発生しやすい

 

経過的変化:子宮筋層内で筋腫が大きくなりすぎると

子宮が変形し、子宮が収縮できなくなり出血が困難になる

 

 

 

・漿膜下筋腫

 

頻度:10〜20%

定義:筋腫が子宮漿膜の直下に発生・発育するもの

特徴:無症状のことが多いが、茎捻転を起こすと急性腹症をきたす

 

経過的変化:筋腫が有茎性漿膜下筋腫となった場合

茎捻転を起こし、急性腹症を起こしたりする場合もある

 

 

子宮筋腫の原因は?

 

 

子宮筋腫の一番の原因はエストロゲンです。

子宮内膜症・乳がんなども原因は同じです。

 

子宮内膜症について知りたい方はこちらもお読みください。

https://functional-fujisawa.com/blog/naimakusyou/

 

 

エストロゲンは

子宮内膜を厚くしたり

精子が泳ぎやすいように粘液を出したり

FSHを抑える作用があります

全て妊娠するために必要な過程で重要です。

 

しかし、エストロゲンは無毒化できなかったり

エストロゲンにさらされる時間が長過ぎると

子宮筋腫の原因になります。

 

 

そのため筋腫の様な、エストロゲン依存性の病気は

出産経験が少ない期間が長ければ長いほど

なりやすい可能性は高くなります。

 

妊活中の女性の平均年齢は30代〜40代

丁度筋腫ができやすい時期です。

 

 

そのため当院にも筋腫を持っていて

妊活中の女性は結構いらっしゃいます。

 

原因はこれ以外にも

食生活・仕事のストレス・生活習慣

様々なことが原因になります。

 

 

 

子宮筋腫は不妊の原因になりうるのか?

 

 

 

 

子宮筋腫は不妊の原因になるか?

100%原因とは言えません。

 

最初で話した様に

妊婦さんが帝王切開になり初めて

子宮筋腫があったことに気づくこともあります。

 

 

今まで当院で卒業した患者さんでも

筋腫があって妊娠した患者さんはたくさんいます。

 

例えば、粘膜下筋腫でありかなり大きい場合は

手術をしてもいいかもしれません。

今まで生理の出血が毎回大量だった場合

貧血になっていることも考えられます。

 

貧血は卵を栄養する時に酸素が足りなくて

質の良い卵ができない原因になっていることも考えられます。

 

このことから、子宮筋腫は直接すごく妊娠と

関係しているとも言い難いですが

間接的に妊娠活動に影響が出てくる可能性も高いです。

 

 

 

子宮筋腫ができない様に予防するには?

 

 

 

 

まず、今ある筋腫がなくなることはあるのか?

気になりますよね

 

しかし、確率的には筋腫がなくなることは少ないです。

稀にありますが、筋腫が無くなる時は

閉経してエストロゲンが出なくなった時です。

妊活中の方は関係ありません。

 

筋腫の症状である

生理の経血量が多過ぎるのは改善できます。

多くなる原因は内膜が筋腫によって薄くなっているためです。

 

鍼灸や栄養療法で内膜を丈夫にして

貧血にならない様に改善しましょう。

 

 

では、筋腫を予防する方法はいくつかあります。

 

まずは生活習慣から見直すことです。

おかしや炭水化物、食べすぎてないですか?

睡眠時間少なくないですか?

軽い運動心がけていますか?

 

 

筋腫の主な原因はエストロゲンです。

エストロゲンが普段の生活により毒化してしまうと

筋腫のできやすい環境になってしまいます。

 

血流を良くして生活習慣を見直すことにより

筋腫などの妊活の邪魔になるものの予防をしましょう。

 

 

 

当院では、不妊鍼灸無料体験実施中です。

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